こちらの記事を読んでいらっしゃる方は相手の方の浮気、生活費を入れてくれなかったり、DVがあったり、様々な理由で離婚をしたほうがいいのか、今後どうしようか悩まれている方が多いのではないでしょうか。
離婚をするには離婚届けの提出をするだけです。しかし、提出をするまでの過程で様々な話し合いが必要になります。また、離婚後の生活に関しても経済的に楽になるわけではありません。
今回はそんな方のために離婚をするまでに準備すべき項目についてまとめていきたと思います。
目次
まずは冷静に自分はどうしたい?
自分が今後どうしたいかを冷静になって考えてみてください。
現代社会において離婚をすることは特別珍しいものではなくなりました。
厚生労働省の発表によりますと「平成25年人口動態統計」によりますと2013年の離婚件数は23万1383組となっております。
23万組がどれくらいか?というと2分に1組が離婚している計算になります。
離婚は結婚よりもエネルギーが必要!
しかし、一般的には離婚は結婚することよりも数倍エネルギーが必要と言われています。
今後どうやって暮らしていくかのお金の話、子供はどちらが引き取るか(親権)の話、相手とじっくり話し合いをしなければなりません。
大切なのは離婚を意識し出した時に、このまま離婚してしまって後悔することがないか?です。相手の不倫やDVなどはとても耐え難い苦しい状況であると思います。しかし、感情的になって離婚の結論を出すことはあまり良いことではありません。例えばまずは別居をしたり、未成年の子が社会人になるまでは我慢したりなど、すぐに離婚をしない方法なども冷静に考えるのも一つです。
離婚理由がないと離婚はできない!
離婚をしようと思ったとしても自分だけの意思で離婚は成立しません。当然相手が簡単に納得してくれた場合は離婚届けを提出して離婚は成立するこになります。
しかし、すべての離婚がそのようにお互いの話し合いですぐに離婚が成立するわけではありません。夫婦の話し合いだけでうまく離婚の合意が得られない場合はその後調停、裁判に進展していきますが、その場合には離婚理由が必ず必要になります。
離婚理由とは
離婚理由とはなぜ離婚する必要があるのか?を相手に説得できるだけの明確な理由になります。特に裁判での解決を目標とする場合い、法律で定める離婚理由に該当しているかどうかが問われますので現在の夫婦の状況が離婚理由に該当しているかは必ず確認しておきましょう。
離婚するためにはそれなりの理由が必要
離婚にむけて準備することまとめ
それでは離婚に向けて準備しなければならないことをざっくりとまとめていきたいとおもいます。
1, 離婚の理由を明らかにしましょう
・競技離婚をする場合夫婦の合意が必要になります。そのため「説得力のある離婚理由」を準備しておきましょう。
・裁判離婚に備えて、法律で定められ離婚理由とと証拠を集めておきましょう。
2,お金の準備をしておく
・財産分与の話し合いに備える。結婚後に蓄えた資産をリストアップしておきましょう。
・裁判費用や弁護士費用について調べてお金を準備しておきましょう。
3,こどもの準備
・親権を取りたい場合はそのための準備をしましょう。
・こどもの進路や今後の生活について考えておきましょう。
・養育費の相場を調べて確実に養育費が取れる方法について調べておきましょう。
4,離婚後の生活の準備をしておきましょう
・離婚後も生活費を得る見通しが立つかを確認しておきましょう。
・就職活動、資格取得など、働く方法について模索しておきましょう。
・離婚後の住居について明確にしておきましょう。
まとめ
離婚を意識した時には精神的にも辛い時間が続くかとおもいます。しかし、そこで感情的になってしまった場合、間違った判断をしてしまい後悔される方もいらっしゃいます。まずは冷静になり、自分にとってどのような手段があるのかを考え、最も良いと思われる方法を選択されることをおすすめいたします。